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【海の素材屋】 去りゆく者への祈り 2007.5.29(火) 【のほほん絵日記】 なかなか更新出来なくて、ごめん。 そして いろいろ心配してくれた皆様、ありがとう。 気持ちが落ち着くまで時間が必要でした。 正直、まだいつもの私ではないのだけれど。 ・・・それは、時間が解決してくれるでしょう。 5月15日、祖父 永眠。 穏やかな最期でした。 お爺ちゃんは強かった。 何度も危篤になりながら、持ち直し 遠のく意識の中でさえ、おばあちゃんの悲痛な呼びかけに 「大丈夫だよ!!」 そう答えていた。 愛する者に先立たれる悲しみ 愛する者を残して逝く悲しみ それでも 私は思う。 「愛する者に見送られる人は幸せだ」 と。 その週末 遺言通り、葬儀は身内と限られた人間だけの密葬で行われた。 花もお香典も一切受け取らないのが遺志だった。 しかし 祖父は とある業界では かなり知られた人物であったので 通夜、葬儀には どこから知ったのか 多くの人が駆け付けた。 祖父の遺言で、お香典はいただけません。と丁寧にお断りするのは、 かなり気疲れしたが、祖父の遺志を尊重したかった。 だけど 密葬にもかかわらず、途切れることのない焼香の列に 改めて お爺ちゃんの偉大さを思い知らされた気がした。 そう お爺ちゃんは偉大だった それ故に 孤独でもあった。 決して超えることの出来ない存在。 それぞれの心に 偉大な祖父に苦悩することも多かったと思う。 けれども それは受け手が勝手に感じてしまう重さである。 勝手に感じて、どこかに心の壁を作ってしまうのだ。 それは それぞれの心に潜む コンプレックスであろう。 事実 祖父は何かを押しつけたことも、強要したこともない。 何かを極めた人間というのは 穏やかなものなのだろう。 一方で 頑固なくらい潔癖で真っ直ぐだった。 誰かを悪く言ったりする祖父は1度も見たことがない。 それが人を容易に近づけない空気をつくってしまったのかもしれない。 それは 完璧が故の孤独。 倒れる直前まで仕事をし 年を重ねても衰えを知らない頭脳を持っていた。 ただの老人であったなら、子や孫に甘えて生きられたのに。 そう思うたびに 祖父の横顔に寂しさを感じてしまったものだ。 永遠という時間の流れに 人はその長い一瞬を生きていく たった1度の人生だから 人は何かを遺したいと思うのだろう。 たった1度の人生だから 喜び、悲しみ 苦悩や感動 全てのものを 心と体で感じたいと思うのだろう。 誰にでも老いはやってくる そして生まれたもの全てに 遅かれ早かれ、いつか必ず死はやってくる。 長い一瞬に どれだけのモノを感じられるだろうか。 傷つき、悲しみ、苦しみ、人を愛する心を覚え 誰かの心の中に生き続けることが出来るかどうかは 己の生き様に掛かっているのだろう。 我慢強いけど、感情表現が不器用だった私を祖父は可愛がってくれた。 どんな時も 「大丈夫だよ」が口癖だった私の心の中を見抜くように 優しく頭を撫でてくれたのが 忘れられない。 (私がシッカリしなくては。) すすり泣く声が聞こえる中で 葬儀の間も その想いだけが私を支えていた。 心の許容量を超えて 我慢し過ぎると、 身体が反応する。 解ってはいても 見送る者にとっては 何度経験しても、慣れることの出来ない経験。 くちびるが震え、 それでも なお感情を押さえようとすると 膝が震え、全身が震えた。 祖父は 負の感情を殆ど顔に出さない私に 常に中立の立場でいることを求めたし 私自身、それが適任だと思っていた。 恐らく、お馬鹿な私が唯一、祖父から受け継いだDNAだろう。 負の感情に支配されてしまうと、大切なことが見えなくなるし 負のエネルギーを放っている時の人間は醜いということを 身を持って知っているからかもしれない。 なのに それなのに。 憎しみや嫉妬の感情と違い 愛する人を失った感情は あまりにも大きくて。 それは 決して慣れることの出来ない感情 そして 慣れてはいけない想いだからなのかもしれない。 我慢できないことなどないと思っていたけれど 涙が出そうになって、 人目を避けるように お爺ちゃんの棺の前に立った。 穏やかな顔で横たわる祖父の顔に、 昔、お爺ちゃんが頭を撫でてくれた時のように優しく触れてみた。 冷たくなった頬を 小さくなってしまった手を 何度も何度も撫でてみた。 今にも目を覚ましそうなのに その身体の冷たさに、容赦なく「死」を突きつけられた気がした。 ・・・ 私の中で 悲しみの許容量が超え 押さえきれずに 嗚咽が漏れた。 大好きなお爺ちゃん 長い間 お疲れ様でした。 おばあちゃんのことも 私たちがいるから安心して。 何も心配しないで ゆっくり休んで下さい そっと見守っていて下さい この心には 優しい記憶が残っているから。 安心して休んで大丈夫だよ。 私も自分の時間を、一生懸命生きたいと思う。 誰かと比べるのでも、真似るのでもなく 自分らしく どんな時も 穏やかな笑顔が出来る 心に余裕のある人になれるように。 永遠という名前の時間は 今日も時を刻んでいく だけど 長くて短いこの一瞬 共に過ごせた時間を忘れないよ。 私の中で いつも人としての目標だった。 それは これからも変わらない。 そして 不器用ながらに いっぱい愛してくれて ありがとう。 この心には ずっと ずっと お爺ちゃんが生きていた証が残っているから。 去りゆく者への祈りに たくさんの尊敬と 心からの感謝を込めて。 そして ここに遊びに来てくれる友の皆さん コメントの1つ1つに どれだけ気が紛れたことか。 うまくコメントにレスが出来なかったけど 優しい気持ちに 感謝します。 本日は このような記事になってしまいました。 まだ上手に感情の整理が出来ていないので 見苦しい文章になっているかもしれないですし、 内容的にも 読んいでる方には ちっとも面白くないと思います。 ごめんなさい。 でも 今のこの気持ちを 忘れないように何かに残したいと思いました。 そして 何かに記すことで、 自分自身の気持ちを少しは整理できるのではないかとも思いました。 このような記事を ここまで読んで下さった方に 心から感謝したいと思います。 合掌 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
このコメントきっと祖父さんも読んでいてくれていると思いますよ。 |
トキ 2007/05/29 00:57 |
>トキさん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/29 01:14 |
ごめんなさい。 |
福(FUKU) 2007/05/29 04:21 |
お爺様の その後の幸せを |
キョウコ 2007/05/29 10:01 |
素晴らしいおじい様の冥福を心より祈っております。 |
れいレイ 2007/05/29 13:21 |
お爺ちゃま ご立派な方だったのですね |
カシャ URL 2007/05/29 17:38 |
梅吉っちゃんもだけど,ご両親,お婆様もお気を落とされませんように。 |
Shio 2007/05/29 18:42 |
おじいさまのことは悲しいと思います。 |
ちゃむちゃむ 2007/05/29 20:35 |
居て当たり前だった人が、 |
ゴクウ 2007/05/30 00:00 |
今まで、一緒に、泣いたり、笑ったり、話したりしていた方が遠くへ行ってしまう。 悲しいことですけど、人間だれしも何度も経験することですよね。 分け隔てなく。 でも、心は、何時でもいっしょになれるようになったということだと思います。 たとえ世界の果てに行ったとしても。 |
三型 2007/05/30 01:04 |
ゴツゴツして 大きかったあなたの手は |
ネジ子 2007/05/30 02:17 |
梅さんの献身的な介護に、きっと喜んでいただけたと思います。 |
たま 2007/05/30 10:55 |
コメント等は苦手なため、毎回コメントはせずにおりましたが、今回はコメントをさせていただきます。 |
大吉 2007/05/30 15:27 |
おじい様のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。 |
どすこいぴょん吉 2007/05/30 22:47 |
>福さん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:07 |
>キョウコさん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:08 |
>れいレイさま |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:11 |
>カシャさん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:14 |
>しお爺さん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:17 |
>ちゃむちゃむさん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:20 |
>ゴクウさん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:25 |
>三型さん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:29 |
>ネジ子さん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:35 |
>たまさん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:42 |
>大吉さん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:49 |
>どすこいぴょん吉さん |
梅吉にゃんこ。 2007/05/31 00:56 |
ワタイは双子座なんよ! |
ゴクウ 2007/06/01 23:41 |
ワシはおうし座どえす! |
トキ 2007/06/02 02:15 |
遅ればせながら…大変でしたね。 |
芽女 2007/06/03 16:11 |
>ゴクウさん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/03 20:49 |
>芽女さん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/03 20:54 |
感謝。 |
やす 2007/06/04 01:14 |
>をやっさん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/05 23:05 |
愛情を自分に与えてくれた人が旅立つことは、残された人にとってとてもつらいこと。 |
流しうどん 2007/06/05 23:32 |
まつげだけが「マリー・アントワネット」のちゃむです。巷でうわさの「ベルサイユのばら」マスカラを購入しました。なんとローズのかおりがします。 |
ちゃむちゃむ 2007/06/06 21:33 |
僕も祖父から一番可愛がられており(思い込み?)、囲碁で遊んだりしておりました。大学生の時もらった祖父の手紙には期待の言葉が多くありいまでも励みです。 |
縄文人 2007/06/08 00:10 |
>流しうどんさん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/10 21:40 |
>ちゃむさま |
梅吉にゃんこ。 2007/06/10 21:45 |
>縄文人さん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/10 21:51 |
わたしのお勧めはマリー様ですね。 |
ちゃむちゃむ 2007/06/10 22:36 |
>ちゃむさま |
梅吉にゃんこ。 2007/06/10 22:50 |
キャッ☆ |
ゴクウ 2007/06/13 23:03 |
・・・と思ったら、 |
ゴクウ 2007/06/13 23:05 |
>ゴクウさん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/13 23:10 |
私もトップの写真みて一瞬固まりました。(笑) |
トキ 2007/06/14 00:39 |
>トキさん |
梅吉にゃんこ。 2007/06/14 22:24 |
くすん、くすん・・・ |
aya 2007/06/25 00:25 |
>aya姫 |
梅吉にゃんこ。 2007/06/30 11:51 |
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